医師紹介
院長 武永博
私は29年間墨東病院に勤務し、5000件超えの分娩に立会い、1500件ほどの婦人科悪性腫瘍の手術、治療に関わってきました。中でも卵巣がんは668件の手術に入り、平成17年からは術後における抗がん剤感受性試験を行い、最も効果的な薬剤を使用する個別治療(オーダーメイド治療)に力を入れてきました。
ただ、受診時には進行している方が多く、なかなかよい結果を出せないことも多く経験し、いつも早期発見のための検診の重要性を再認識させられました。しかし、医師不足のため悪性疾患の手術や治療に専念することで精一杯のため、検診のご希望に応じられない毎日で心苦しく感じておりました。
この地で開院し、微力ではありますが念願の予防や早期発見のお手伝いが出来ることを嬉しく思っております。
院長 武永 博
- 日本産婦人科学会認定 産婦人科専門医
- 千葉大学医学部臨床准教授
- 母体保護法指定医
武永智
当院ホームページをご覧いただきありがとうございます。
この度、院長の父と共に診療をさせていただくこととなりました。
私は地元神奈川県で生まれ育ち、職場も一貫して神奈川県で働いてきました。産婦人科医として、当クリニックから近い済生会横浜市東部病院等の基幹病院で正常な妊娠出産はもちろん、合併症のあるハイリスクと呼ばれる妊婦さんの診療や、不妊治療、また悪性腫瘍も含めた婦人科の手術や治療などにも数多く携わってきました。
また、聖マリアンナ医科大学大学院では、化学療法中の副作用について医師と患者の評価に乖離があるのかをテーマにした「Prospective analysis of patient-reported outcomes and physician-reported outcomes with gynecologic cancer chemotherapy」を論文として博士号を取得しました。その研究から患者さんの自己評価より医師は患者さんの状態を過小評価してしまう(医師は患者の訴えを軽視してしまう)ことが明らかとなり、そこからより一層患者さんの声に寄り添うことが大切だと実感したため、患者さんのライフスタイルに合った治療や解決策をご提案できることを意識して日々診療を行っています。
産婦人科はどうしても受診までの敷居が高い傾向があると言われていますが、何か困ったことや気になることがあればお気軽にご相談いただければと思います。済生会横浜市東部病院をはじめとした手術や分娩が可能な施設とも連携しながら、地域のかかりつけ医として皆様のお役に立てれば幸いです。
よろしくお願い致します。
保有資格
- 産婦人科専門医
- 母体保護法指定医
- 医学博士
学歴
- カリタス小学校
- 聖光学院中学校、高等学校
- 北里大学
- 聖マリアンナ医科大学大学院
職歴
- 北里大学病院
- 済生会横浜市東部病院
- 聖マリアンナ医科大学病院
- 川崎市立多摩病院